続けることより思い出すこと
続けることを
大切にしていたころ
続ける先には
漠然とした
幸せのようなものが
あると
信じていた
やがて
続けることを
少しずつ
辞めてみたら
続けなくとも
今
足元にある幸せや
目の前にある幸せを
味わえるのだと
知った
続けることへの
執着が
強くなっていたのか
それを
そっと
手放した後は
楽になり
根拠のない
自信が生まれた
生まれたころの
自分へ還り
あのころの自分を
思い出してきた気がした
思い出すことで
受け取れる愛は
計り知れないくらい
たくさんある
それは
続けることよりも
はるかに
早くて
たしかな
幸せへの近道だったと
思う
そんなことを
静かに感じる今
これからも
ひとつひとつ
思い出していこう
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